万葉集に食べ方が記されている。
生にんにくの辛味のもとであるアリシンには抗ウイルス作用、殺菌作用があり、病気でダメージを受けた胃の粘膜を保護します。
- こんな効能が
- 殺菌・消毒
材料 2人分
- たい(上身) ─ 100g
- わさび菜(サニーレタスなど) ─ 50g
- にんにく ─ 1かけ(すりおろす)
- 【A】
-
- 酢 ─ 大さじ1
- だし ─ 大さじ1
- うすくちしょうゆ ─ 小さじ2
作り方
- わさび菜は熱湯でゆでて冷水に取り、絞って3㎝長さに切る。
- まな板にたいをのせ、斜めに傾けて皮に熱湯をかけ、冷水に取り、すぐ引き上げてペーパータオルで水気を取る。
- 【2】のたいを幅1㎝の引き作りにし、【1】と共に器に盛る。
- 【A】を合わせ、すりおろしたにんにくを加えたたれを添える。
- ワンポイントアドバイス
- 二杯酢に、すりおろしたにんにくを加える。
レシピ監修
村上 祥子(むらかみ さちこ)
料理研究家。管理栄養士。公立大学法人福岡女子大学客員教授。
1985年より福岡女子大学で栄養指導講座を15年担当。
治療食の開発で、油控えめでも一人分でも短時間においしく調理できる電子レンジに着目。以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者となる。
糖尿病、生活習慣病予防改善のための栄養バランスのよい、カロリー控えめのレシピ、簡単にできる一人分レシピ、日本型食生活を子どものうちから身につけるための三歳児のミニシェフクラブ、保育所、幼稚園、小学校の食育出前授業など、あらゆるジャンルに電子レンジテクを活用。
日本栄養士会主催の特別保健指導にも講師として参加する。
「ちゃんと食べてちゃんと生きる」をモットーに、日本国内はもとより、ヨーロッパ、アメリカ、中国、タイ、マレーシアなどでも、「食べ力(ぢから)」をつけることへの提案と、実践的食育指導に情熱を注ぐ。
自称、空飛ぶ料理研究家。電子レンジ発酵パンの開発者であり、バナナ黒酢の生みの親。食べることで体調がよくなるたまねぎの機能性に着目。たまねぎ氷を開発し、注目を集めている。
これまでに出版した著書は330冊730万部にのぼる。公立大学法人福岡女子大学にある「村上祥子料理研究資料文庫」の50万点の資料は一般公開されている。
詳細は空飛ぶ料理研究家・村上祥子のホームページhttp://www.murakami-s.jpで。