ボリュームたっぷりのクリーム煮は、トマトを加えるとさっぱり食べやすくなり、うま味もアップ。
鶏肉などのたんぱく質の特異作用は、食べると体温を上げること。にんにくのアリシンとの保温相乗効果で、熟睡に導きます。
- こんな効能が
- 不眠解消
材料 2人分
- トマト ─ 1個(100g)
- 鶏もも肉 ─ 1枚
- エリンギ ─ 1本(100g)
- 玉ねぎ ─ 1/2個(100g)
- にんにく ─ 1かけ
- パセリ(みじん切り) ─ 少々
- 水 ─ 1/2カップ
- 生クリーム ─ 1/2カップ
- 塩 ─ 小さじ1/4
- こしょう ─ 少々
- しょうゆ ─ 小さじ1
- オリーブ油 ─ 大さじ2
作り方
- トマトはざく切り、鶏肉は一口大に切り、塩とこしょうをもみ込む。エリンギは長さを半分にして薄切り、玉ねぎも薄切り、にんにくはみじん切りにする。
- フライパンににんにくとオリーブ油を入れ、弱火にかける。こんがりとキツネ色になったら、玉ねぎを入れて強火で炒める。
- 鶏肉を加え、強火で炒めて焼き色をつける。エリンギを加え、ふたをして弱火で10分蒸し焼きにする。
- 鶏肉に火が通ったら、水と生クリームを加える。味をみて、塩、こしょうで調え、最後にトマトとしょうゆを加えて一煮して、パセリを散らし、火を止める。
- ワンポイントアドバイス
- にんにくはキツネ色に炒めることで、最高の香りを引き出します。
レシピ監修
村上 祥子(むらかみ さちこ)
料理研究家。管理栄養士。公立大学法人福岡女子大学客員教授。
1985年より福岡女子大学で栄養指導講座を15年担当。
治療食の開発で、油控えめでも一人分でも短時間においしく調理できる電子レンジに着目。以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者となる。
糖尿病、生活習慣病予防改善のための栄養バランスのよい、カロリー控えめのレシピ、簡単にできる一人分レシピ、日本型食生活を子どものうちから身につけるための三歳児のミニシェフクラブ、保育所、幼稚園、小学校の食育出前授業など、あらゆるジャンルに電子レンジテクを活用。
日本栄養士会主催の特別保健指導にも講師として参加する。
「ちゃんと食べてちゃんと生きる」をモットーに、日本国内はもとより、ヨーロッパ、アメリカ、中国、タイ、マレーシアなどでも、「食べ力(ぢから)」をつけることへの提案と、実践的食育指導に情熱を注ぐ。
自称、空飛ぶ料理研究家。電子レンジ発酵パンの開発者であり、バナナ黒酢の生みの親。食べることで体調がよくなるたまねぎの機能性に着目。たまねぎ氷を開発し、注目を集めている。
これまでに出版した著書は330冊730万部にのぼる。公立大学法人福岡女子大学にある「村上祥子料理研究資料文庫」の50万点の資料は一般公開されている。
詳細は空飛ぶ料理研究家・村上祥子のホームページhttp://www.murakami-s.jpで。