タンの塩焼き

タンの塩焼き

強火でサッと焼くことが、おいしさの秘訣。
焼きたてがおいしいので、みんながそろってから焼いて下さいね。
貧血予防に葉酸がクローズアップされるようになりました。葉酸は抗貧血物質として発見され、ビタミンMとかビタミンB9という別名もあります。貧血予防には良質のたんぱく質と鉄、そして葉酸。これらは牛タン一つでまかなえます。そしてビタミンB群のかたまり、にんにくをプラスすることで、貧血の予防・改善の最強コンビに。

こんな効能が
貧血の予防・改善
材料 2人分
  • 牛タン(薄切り) ─ 300g
  • 塩 ─ 小さじ1/4
  • こしょう ─ 少々
  • おろしにんにく ─ 小さじ1/2
  • みじん切りねぎ ─ 小さじ1
  • ごま油 ─ 小さじ1
  • レモン(くし形切り) ─ 2切れ
作り方
  1. 大きめのボウルに、タンを重ならないように並べる。塩、こしょうをまんべんなくふり、ごま油、おろしにんにく、みじん切りねぎも合わせて加え、指で全体に塗り付ける。大きめのボウルに、タンを重ならないように並べる
  2. フライパンにごま油(分量外)をひき、【1】のタンを並べて両面を強火でサッと焼く。炒めるのではなく、両面を返しながら焼き、肉のまわりが少しくるんとしたらすぐ皿に盛る。
  3. レモン汁をかけて食べる。
ワンポイントアドバイス
塩、コショウをするときは、ボウル一面に牛タンを並べ、全体にまんべんなくふる。塩が薄すぎると脂っこく、強すぎると味が台無しに。

レシピ監修

料理研究家 村上祥子さん

村上 祥子(むらかみ さちこ)

料理研究家。管理栄養士。公立大学法人福岡女子大学客員教授。
1985年より福岡女子大学で栄養指導講座を15年担当。
治療食の開発で、油控えめでも一人分でも短時間においしく調理できる電子レンジに着目。以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者となる。
糖尿病、生活習慣病予防改善のための栄養バランスのよい、カロリー控えめのレシピ、簡単にできる一人分レシピ、日本型食生活を子どものうちから身につけるための三歳児のミニシェフクラブ、保育所、幼稚園、小学校の食育出前授業など、あらゆるジャンルに電子レンジテクを活用。
日本栄養士会主催の特別保健指導にも講師として参加する。
「ちゃんと食べてちゃんと生きる」をモットーに、日本国内はもとより、ヨーロッパ、アメリカ、中国、タイ、マレーシアなどでも、「食べ力(ぢから)」をつけることへの提案と、実践的食育指導に情熱を注ぐ。
自称、空飛ぶ料理研究家。電子レンジ発酵パンの開発者であり、バナナ黒酢の生みの親。食べることで体調がよくなるたまねぎの機能性に着目。たまねぎ氷を開発し、注目を集めている。
これまでに出版した著書は330冊730万部にのぼる。公立大学法人福岡女子大学にある「村上祥子料理研究資料文庫」の50万点の資料は一般公開されている。
詳細は空飛ぶ料理研究家・村上祥子のホームページhttp://www.murakami-s.jpで。

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